【ローテ】北斗杯使用構築〜化石パ〜

2月に下書きを作ったまま公開するのを忘れてました・・・

HeiToさん主催の北斗杯に参加し,予選リーグは6勝2敗で2位抜け,決勝トーナメント1回戦で負けました.
主催のHeiToさん並びに対戦して頂いた皆さん,ありがとうございます!

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
クレセリア サイコキネシス 凍える風 日本晴れ トリックルーム オボンの実
カイリキー 爆裂パンチ 冷凍パンチ ストーンエッジ バレットパンチ 拘りスカーフ
カイリュー 逆鱗 ドラゴンクロー 神速 龍の舞 ドラゴンジュエル
ヒードラン 大文字 竜の波動 大地の力 ミガワリ 風船
サンダー 10万ボルト 目覚めるパワー(氷) 熱風 高速移動 命の珠
ナットレイ パワーウィップ ジャイロボール タネマシンガン 地ならし 拘り鉢巻

クレセリア+スカーフカイリキー+カイリュー+ヒードラン,という4体の組み合わせは対ブルンゲルが厳しいという点以外に関して非常に優秀な補完性能をを持った並びであるが,今までこの並びで満足な構築を組めたことがなかった.
そこで再チャレンジをしようと思い,この4体を固定して残り2枠を模索していた.
その結果,サンダー+ナットレイを投入した形がまだましに回ってくれたため,この形で挑むことに.
珠サンダーや鉢巻ナットレイといった最近あまり見ないカードが入ったため今や化石となってしまった型が入っている,というつもりで「化石パ」としたが,別に深い意味はない.
また,結果的に構築全体の本質が2回目の紅白戦で使用した構築と非常に類似することになった.ナットレイについても参照のこと.

クレセリア・カイリキー・カイリューヒードラン
説明不要・・・でいいよね.

【サンダー】
溶けるブルンゲルへの打点確保のために高火力電気を1枚最低でも採用したい.
また,カイリューが舞っていない状況だとスカーフガブリアスラティオスの上からの攻撃を通しやすいため,これらの攻撃を耐えた上で最低限のしごとを遂行できる耐久も欲しい.
更には格闘の一貫,特にコバルオンの一貫を抑えたい.
以上の理由により珠/眼鏡サンダーの採用を決定.
その上で,ナットゲルの並びを見なければならない可能性を考慮して珠サンダーを採用.
技構成に関しては,追い風が入っていないこの構築では対雨パで雷を打つ可能性が低いため追い風若しくは高速移動の採用を検討.
追い風から超火力でフィニッシュ,といった展開が見えにくい構築なため,高速移動に決定した.

ナットレイ
上述の通り,スカーフガブリアスラティオスの上からの攻撃を通しやすいため,これを防げた上でブルンゲルに打点を持つカードを採用したい.
その上で,今までの面子が水と電気をよく通すためナットレイに.
構成に関しては,雨パへの抵抗とドラゴンへの打点としての役割が必要であるため,鋼鉄プレート+日本晴れ/鋼のジュエル+日本晴れ/拘り鉢巻の三択.
このうち日本晴れで雨パを対処しようとした場合,オボンの実等の耐久アップ道具を持たせないと行動回数に不安があり,またクレセリアナットレイの両者がともに雨パへの抵抗策としての日本晴れを持つと,ウルガモスを採用するなど,対日本晴れを重視している雨パが辛くなるため拘り鉢巻型に.

また,この珠サンダー+鉢巻ナットレイの枠の代わりに穏やかカゴボルトロス(10万ボルト/ミガワリ/電磁波/眠る)と襷キリキザン(不意打ち/辻斬り/けたぐり/剣の舞)も一時期採用し,十分に強さを発揮してくれていた.

【ローテ】2013年春季ローテチーム戦使用構築

個人成績2勝1敗,チーム成績2勝1敗で予選敗退しました.
主催のきゅんさん並びにチームを組んでくださったカシスさん,あさりさん,ありがとうございました!

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
バンギラス 投げつける 噛み砕く ストーンエッジ 冷凍パンチ 黒い鉄球
クレセリア サイコキネシス リフレクター 光の壁 トリックルーム オボンの実
カイリキー 爆裂パンチ 冷凍パンチ バレットパンチ 寝言 拘り鉢巻
ガブリアス ダブルチョップ 地震 剣の舞 ミガワリ 食べ残し
サンダー 10万ボルト 目覚めるパワー(氷) 熱風 拘りスカーフ
ハッサム 虫食い バレットパンチ クロバット 剣の舞 飛行のジュエル



2月に週末大会で優勝した構築を通じてバンギラスが「択さえ当てれば」火力も耐久も耐性もある強カードだ,と感じた.
これを受け,バンギラス込みの並びで強引に択を押し付けることはできないか,と考えたところ,バンギラス+格闘+トリル+壁という案に可能性を見出した.
そこで,トリル+壁役として相手の格闘や地面に抵抗でき,最も耐久の高いクレセリアを,格闘枠として混乱により強引に勝率を底上げできる鉢巻カイリキーを採用した.

ここまで確定させた後,なかなか納得のいく構築に仕上がらずに悩んでいたところ,ラララ君から残飯ガブリアスを入れたらどうか,という助言を受け,採用することにした.
というのも,トリル軸の立ち回りで対処が難しい相手(ナットゲル,サマヨール等)に対して概して運ゲを仕掛けていくガブリアスが刺さるからである.

上記の4体を確定させたところ,自身の勝ち筋の押し付けは十分しやすいものの相手の勝ち筋,主に火力積みへのストッパーが足りないと判断したため,スカーフ持ち+鋼を採用することに.
最終的にスカーフ枠としてはブルンゲルコバルオンへの打点を持ちガブリアスカイリューをワンキルできるサンダーを,鋼枠としてはクレセリアへの高い打点を持ち高火力先制技によるストップが可能なハッサムを採用した.



バンギラス
択さえ当てれば種族値の暴力を振るうことができる,今回の構築を組み始めたきっかけ.

鉢巻カイリキーと組ませるため,ブルンゲルをワンキルすることができる鉄球投げつける型か悪のジュエル噛み砕く型に.
また,全体的に水の通りがよく,最近では鉄球ニョロトノ入り雨パが増えているため,相手の雨パに対して初手でバンギラスを投げる場合に確実に天候をとれる鉄球型に決定した.

次に技構成に関してだが,ブルンゲルをワンキルするための投げつける,投げつけた後にラティオスをワンキルしたりクレセリアブルンゲルサマヨール等に打点を持つための噛み砕く,飛行タイプへの打点となり一貫性の高いストーンエッジをまず鉄球バンギラスの基本技として固定.
更に砂ガブリアスの筋を通す場合,こちらのガブリアスをミガワリを貫通して処理してくる相手のガブリアスを早急に処理することが必要となるため,冷凍パンチも必要だと判断した.
この構築が鉢巻バンギラス+非鉢巻カイリキーとならなかった理由として,勿論鉢巻カイリキーの強さもあるが,それよりも相手のガブリアスの処理のために冷凍パンチとそれ以外の技をバンギラスで打ち分けたかったため,バンギラスが鉢巻を持てなかった,という理由が強い.


クレセリア
トリル役兼壁役.

既存の構築の中にバンギラス+ローブシン+トリル役といった構築は多々あると思う.
確かにトリックルームを絡めることにより鈍足であるというバンギローブの弱点はカバーできているが,5割の二択を仕掛けられやすい,という欠点は補うことができていない.
そこで今回は更に壁を絡ませることにより,一方的な択を仕掛けることにした.
確かにトリックルーム+壁で2or3ターン使うという悠長な立ち回りが中心になることで,相手の展開を許す,急所被弾率が上がる,等といった問題点もあるが,後述のガブリアスによりトリックルーム軸の展開はそれで一方的な有意をとれる相手以外にはやらなくてもよくなったため妥協することに.

攻撃技に関しては,冷凍ビームではCを上げないとガブリアスを落とすことができず,それにより耐久を下げてしまっては本末転倒であるため,格闘への打点を増やすためのサイコキネシスに.


【カイリキー】
格闘枠.

この枠として鉢巻ローブシンと鉢巻カイリキーのどちらを採用するかが初期段階で問題となった.
そのため,一旦どちらの可能性も残した上で残りの面子を組んでいったところ,砂ガブのサポートができる,構築を見せた時にトリル軸のパーティかどうかの択を迫ることができる,混乱により勝率を底上げできる,という点を見てカイリキーを採用した.

本来なら鉢巻カイリキーの技構成の鉄板であると考えている,爆裂パンチ,冷凍パンチ,ストーンエッジインファイト/寝言にしたかったが,現在持っている固体が遺伝技のバレットパンチ持ちのみであったためバレットパンチで採用.
ガブリアスのミガワリにより最低限の催眠耐性もあることから,爆裂パンチ,冷凍パンチ,ストーンエッジインファイトという構成が理想だろう.


ガブリアス
トリックルーム展開が通じにくい相手に対するエース.

トリックルーム展開に厚いカードは,ナットゲルやモロバレルのような低速高耐久,キノガッサのようなトリックルーム発動妨害,ボルトロストルネロスのようなミガワリでの時間稼ぎ,守るでの時間稼ぎ,等が挙げられる.
そしてこれらのカードはどれもミガワリ+剣の舞ガブリアスに大きく隙を見せるため,強引に押し勝つことができる.
また,光の壁を絡めることでミガワリがブルンゲルの水技を耐えるようになり,溶けるブルンゲルに対して剣舞地震剣舞ダブルチョップを連打し,悠長に急所に当たるのを待つプレイングも可能となる.
今回は非トリックルーム下での火力不足を嫌いASに振り切ったガブリアスを採用したが,耐久に振るのも一考だろう.


【サンダー】
スカーフ枠.

舞った陽気カイリューを抜ける,(マルチスケイルが潰れた)カイリューをワンキルできる打点を持つ,コバルオンに打点を持つ,一貫性をとりうる,という制約を持ちうる中で,サンダーとFCボルトロスの2つの候補が挙がった.
このうちFCボルトロスだと耐久種族値の低さにより,ラティオスの眼鏡竜の波動+砂ダメ1〜2回で落ちてしまうためサンダーの方がよい,と判断.
ナットレイコバルオンを含む並びに一貫をとる際に,FCボルトロスだと命中70の気合玉でなければならないが,サンダーだと命中90の熱風でよい点もサンダーを選択した理由のうちの1つである.

電気,氷,炎の3つのタイプにより一貫をとりやすく,最低限の耐久もあるため,壁を貼ってからサンダーのどれかの技でフィニッシュする場面も多かった.


ハッサム
鋼枠.

超火力の一貫をとられがちなパーティであるため,それを上から潰しやすいハッサムに.
ただ,出さざるをえない,もしくは出せば確実に勝てる,以外の試合は残りの5体で対戦した方が勝率を上げやすいため,選出率は非常に低くなっている.



【見た目での型判断のしにくさ】
以下に挙げるものは全て私がこの構築と同じ面子で型を変更して対戦に使用した構築である.
この形が最も強い形だと考えてはいるが,どれも十分に強く,またこれらの型の可能性があることで相手に選出画面での一方的な択を押し付けることが可能となっている.
このように同じ面子でとり得る型だけでなく構築の種類も多いため,相手に選出画面で一方的な択を押し付けることができる.

(1)電磁波砂

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
バンギラス 噛み砕く 岩雪崩 冷凍パンチ 砂嵐 気合の襷
クレセリア サイコキネシス 電磁波 眠る トリックルーム カゴの実
カイリキー 爆裂パンチ 冷凍パンチ ストーンエッジ バレットパンチ 拘りスカーフ
ガブリアス ダブルチョップ 地震 剣の舞 ミガワリ 食べ残し
サンダー 10万ボルト 目覚めるパワー(氷) 熱風 追い風 電気のジュエル
ハッサム 虫食い バレットパンチ 電光石火 剣の舞 命の珠

※サンダーを耐久に振った電磁波羽休め型に,ハッサムを飛行のジュエル型にしてもよい.

(2)オーソドックスなやつ

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
バンギラス 投げつける 噛み砕く ストーンエッジ 冷凍パンチ 黒い鉄球
クレセリア サイコキネシス リフレクター 光の壁 トリックルーム オボンの実
カイリキー 爆裂パンチ 冷凍パンチ バレットパンチ 寝言 拘り鉢巻
ガブリアス ダブルチョップ 地震 逆鱗 ストーンエッジ 拘りスカーフ
サンダー 10万ボルト 目覚めるパワー(氷) 熱風 拘り眼鏡
ハッサム 虫食い バレットパンチ クロバット 剣の舞 飛行のジュエル

※サンダーはFCボルトロスの方がよい.

(3)マジックルーム

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
バンギラス 投げつける 噛み砕く ストーンエッジ 冷凍パンチ 黒い鉄球
クレセリア サイコキネシス マジックルーム 光の壁 トリックルーム オボンの実
カイリキー 爆裂パンチ 冷凍パンチ バレットパンチ 寝言 先制の爪
ガブリアス ダブルチョップ 地震 逆鱗 剣の舞 拘りスカーフ
サンダー 10万ボルト 熱風 電磁波 羽休め ラムの実
ハッサム 虫食い バレットパンチ 電光石火 剣の舞 拘り鉢巻

※サンダーは珠追い風型でもよい.

これ以外でも,カイリキーをスカーフに,ガブリアスを鉢巻きにした上で,耐久に振ったサンダーの追い風から展開するパーティ等も可能だろう.



【トリル+砂ガブというジャンル】
トリックルームキラーキラーとなるシュバルゴを採用したトリパは既存の構築の中にも多いと思う.
私はこれ以外の方法でトリックルームキラーキラーをする方法として,トリルメインの構築に砂ガブを採用する,という案を提唱したい.

上述の通り,トリックルーム展開を阻害してくるカードに対しては砂ガブ展開が刺さりやすい.
更に,特性砂起こしを持つポケモンバンギラスカバルドンヒポポタス,と低速が多く,トリパとの相性もよい.
また,一般的なトリパの形である(と信じている)トリル要因+トリックルームアタッカー+積みという形の中の積み枠としてガブリアスを選出することも可能である.

以上の理由により,前例があることを承知の上で,私はトリル+砂ガブというジャンルは認識され,考察されるべきジャンルであると考えている.

バンギクレセ

の2体から構築を組め,というお題をタップに出してもらって組みました.
運が重なり週末大会(02/22,23人)で優勝できたので残しておきます.

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
バンギラス 投げつける 噛み砕く ストーンエッジ 冷凍パンチ 黒い鉄球
クレセリア サイコキネシス 凍える風 トリックルーム 月の光 オボンの実
ハッサム 虫食い バレットパンチ 電光石火 剣の舞 飛行のジュエル
カイリキー 爆裂パンチ 冷凍パンチ ストーンエッジ バレットパンチ 拘りスカーフ
ロトム 10万ボルト ハイドロポンプ トリック 拘り眼鏡
カイリュー 神速 逆鱗 ドラゴンクロー 地震 拘り鉢巻

バンギラス
持っているローテ用バンギラスの固体がこの配分,技構成のもののみであったため固定.
お題の片割れということで採用したが,やはりワンキルされるリスクのある択ゲーになってしまうため使いにくさを感じた.
昔のようにHA襷バンギラスを使うのも一考だが,溶けるブルンゲルの増加,パルシェン入り(特に雨ちんまん)の減少,の2点を考えればやはりHA襷バンギラスは今の環境には適合しないカードのように感じた.

クレセリア
お題の片割れ.
バンギラスをメインで投入しているため瞑想月の光型は使いにくいと判断し,普段採用しているオボン型を採用.
ただ,雨耐性を十分に高く仕上げることができ,雨相手には基本的にクレセリアを選出しない,するとしてもサイコキネシスでの格闘への打点としての選出のみだと判断したため,日本晴れの代わりに一部のパーティに対して一方的に攻めることができる月の光を採用.
週末大会が始まる前の私はバンドリュというパーティの存在を忘れていたようです・・・

ハッサム
バンギラスを採用するということで,砂を中心に雨に対抗する流れを組みたかったための採用.
後述の水ロトム関連の動きで対応しにくい霊獣ボルトロス入りの雨に対して一方的に殴れる珠電光石火ハッサムを採用・・・したつもりが,道具を持たせ間違えたため飛行のジュエル電光石火ハッサムに.
更に,舞珠石火でキングドラも霊獣ボルトロスもを落とすことができないことが今判明したため,対ローブシンも含め,無難に飛行のジュエルを持たせるべきである・・・

【カイリキー】
砂を採用することによるガブリアスへの対処の難しさ,単純にバンギラスとの相性等を考えての採用.
またカイリキーの採用により,バンギラスがけたぐりを所持していないことによる弱さが多少改善されているはず.
拘り鉢巻を持たせてトリックルーム下でのカイリキーとバンギラスの並びによる圧倒的な制圧力で勝つことも考えたが,対ガブリアスが優先であるためスカーフに.

【水ロトム
バンギラスだけでは溶けるを積んでくるブルンゲルへの打点不足になり,またここまで物理寄りとなっていたため眼鏡/珠電気の採用を検討.
ここまででヒードランに対抗できるカードがカイリキーのみであったため,水ロトムを採用するに至った.
また対雨において霊獣ボルトロスキノガッサが採用されていないBW期にいたような雨パに対してはこちらをメインで攻めていくこととなる.

カイリュー
最後に格闘と型破りドリュウズの一貫を消せるカードが欲しいということでの採用.
素直なジュエル/珠カイリューでもよいが,全体的な耐久力不足と詰め筋の不足が気になったため耐久に振った鉢巻型に.
多分カイリューで鉢巻神速を連打している時が一番ローテやってる気分になれます.


色々おかしな点が多い構築ですが,ご参考までに()

さいきょうのこうちく(2012.10.18)

のつもりで組んだ構築.
レート1450切りました・・・

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
トゲキッス 悪巧み エアスラッシュ 波動弾 羽休め 命の珠
クレセリア トリックルーム 光の壁 リフレクター 冷凍ビーム オボンの実
カイリキー 爆裂パンチ 冷凍パンチ ストーンエッジ 寝言 拘り鉢巻
ユキノオー 吹雪 ギガドレイン 氷の礫 地震 気合の襷
ガブリアス 逆鱗 地震 ダブルチョップ ドラゴンクロー 拘りスカーフ
ヒードラン 大文字 竜の波動 大地の力 ミガワリ ヨプの実

冷静HCトゲキッスが悪巧み珠エアスラで相手を壊滅させる構築.
悪巧み珠エアスラでガブは勿論,ラティオスまでなら確定で落とせます.

クレセの壁,カイリキーの爆裂,キッスのエアスラなどと,行動の保険が非常に多くまた火力も高いため絶対強いと思って組みました.
ただ実際には,キッスの火力がどうしても足りない(悪巧み珠エアスラ≒ニョロの雨眼鏡波乗り)点,対応範囲を広げるためにガブドランを採用したことで,どうしてもトリルから攻める場合の選択肢が少なくなってしまった点,トリルを使わない場合にニョロクレセドランと比べてもジリ貧な立ち回りになってしまう点,等が影響したのか,全く勝てませんでした.

パーティモットーは面白いから,上4体固定でより強い形を模索したい.

(ちなみに,クレセキッスを考え始めたのは半年程前で,この形を思いついた時はレート1800くらい余裕だろ〜Wとか思ってました・・・)

BW2のローテ大会結果(2012.09.24)

レートのシーズンもそろそろ終わるらしいので,BW2に入ってからのローテ大会で結果が出たものだけまとめようと思います.

6/30 じめじめワニノ故杯(週末大会,タップ主催,16人)優勝 ガブリアス スイクン カイリュー ヒードラン カイリキー パルシェン
BW2入って初の週末大会.
この大会以降,BW2では珠ガブスイクン+カイリュードランを入れた構築をメインで考えるようになる.
カイリキーパルシェン以外の組み合わせでは,キノガッサココドラが一番強かったと思う.
BW2環境初週末大会優勝したらしいぞ

8/11 暑さでみんなやられちまう…杯(週末大会,ぽんたったさん主催,22人)準優勝 クレセリア ヒードラン カイリュー カイリキー ライコウ ココドラ
BW期から愛用している,凍える風+カイリキー/ヒードランの形.
決勝ではココドラヒードランがいるにも関わらずきゅんさんのキュウコンクレセに負けて非常に悔しかった.
眼鏡ドラン入りクレセドラン

8/13 今年も熱いよ熊谷杯(突発大会,mamoruさん主催,25人)準優勝 ガブリアス 水ロトム ヒードラン カイリュー パルシェン クレセリア
優勝景品がバシャーモということで,ローテパの中で最も信用しているガブウォッシュドランを使用.
中身は,以前の記事に書いた構築そのままで使う,とTLで情報操作をした上で,カイリューに炎のパンチを仕込む等といったギミックを散らばすという徹底っぷり()
ただ,決勝でパルシェンが2/4ロクブラを外し,クレセは2/2混乱自傷するというニートっぷりを発揮したため準優勝に.
まあ相変わらずガブウォッシュドラン使っとけば勝てちゃいますね.

9/11 レートメンテなんで突発ローテ大会(突発大会,ワタルさん主催,23人)優勝 ニョロトノ ジバコイル トルネロス パルシェン キノガッサ ウルガモス
雨追い風雷連打メインのパーティ・・・に見せかけて,スカガッサで遊ぶパーティ.
勿論,雨ちんまんの動きである追い風ジバコの動きもできるが,基本的にはスカーフ胞子からパルシェンウルガモスの無償積みを狙う.
また,ウルガモスが補完のために入っているように見え選出段階での警戒が薄いこともふまえ,ウルガモスメインで対戦することが多かった.
基本選出形は,ガッサジバコガモス+トルネで,ガモスの代わりにパルが入ることもあった,という程度.
ガモスは今後の研究対象のうちの1つのつもり.

9/18 レートメンテ突発ローテ大会(突発大会、ワタルさん主催,20人)優勝 ニョロトノ クレセリア ヒードラン カイリキー カイリュー ジバコイル
レートで久々にニョロクレセドランを回してみたところ,眼鏡ニョロの脅威を忘れている人が多いのか,ガブサンダードランのような選出をしてくる人が多かったため勝てそうだと思い使用.
相変わらずトリルから保険ある超火力で殴るのは楽しーわ.
ニョロクレセドラン

というわけで,3ヶ月合わせて優勝2回,準優勝3回という結果でした.(ベスト4は2回くらい入ってたと思う)
ただ,規模の小さめな大会で偶然連勝して決勝,というケースばかりなのが非常に悔しいですね.
まあ,初回の週末大会以外はシードをひけずに5戦している,ということで許してやってください.

紅白戦使用構築〜爆破!爆破!零度!〜(2012.09.12)

8/25〜27にかけて開催されたアティエス氏のローテ紅白戦に中将として参加し,見事に負けてきました.
紅組の皆さん,本当に申し訳ありませんでした.
自分視点BV:38-43200-82865
相手視点BV:58-31728-03092

自信を持っていた構築なのでしばらくレートで回すつもりでしたが,他のパを回したくなったので公開します.

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
メタグロス 大爆発 トリック 思念の頭突き 冷凍パンチ 拘りスカーフ
ランドロス 大爆発 地震 ストーンエッジ ロックカット 命の珠
スイクン 絶対零度 追い風 日本晴れ 熱湯 オボンの実
カイリュー 逆鱗 ドラゴンクロー 神速 龍の舞 ドラゴンジュエル
ヒードラン 大文字 竜の波動 大地の力 ミガワリ 風船
バンギラス ストーンエッジ 噛み砕く 冷凍パンチ けたぐり 拘り鉢巻

パーティコンセプトは,「穴を開けてそこを突く」と至って単純なものである.
具体的に述べると,龍の舞を積んだカイリューやミガワリを残したヒードランを潰せるカードというのはあまり数が多くない.
そこで,そのストップとなる要素に零度か爆破を当てて落とすことができればほぼ勝ち確といった場面を作り出せるのではないだろうか,というもの.
そのため,基本選出はカイリュー+ドラン(片方を裏)+2体,という形となる.
以前は超火力(眼鏡流星群,鉢巻逆鱗)等で消耗させてから同じ事をやるパーティをよく組んでいたが,ヒードランで詰める際に自分より早いポケモンに少しでもHPを残されるとめんどくさい点,カイリューで抜く際に先制技持ちに少しでもHPを残されると縛られかねない点,を考慮し,今回は爆破と零度をメインに組んだ,ということになる.

メタグロス
爆破するポケモンその1.
もともとスカーフトリックから大爆発を決めることでより詰めやすくすることを考えて,スカーフ型を採用した.
ただ,実際にはKPトップの常連であるガブリアスに爆破を耐えられてしまう,ASベースの配分であるためスカーフトリック後に爆破までする展開に持ち込みにくい,等といったことがあったため,拘り鉢巻,命の珠,ノーマルジュエル等を持たせるのも候補に上がる.
但し,最終的に組み上がった形としてカイリキー耐性が非常に低くなってしまったためスカーフ若しくはラムを持たせたグロスで誤魔化したい,ならばパーティモットー通りのスカーフグロスを採用するのが妥当,となっている.

技構成は,採用理由の大爆発とトリック,カイリキーを見るための思念の頭突き,ラス枠にカイリューを軽くするための冷凍パンチ.
冷凍パンチの代わりにコメットパンチを採用すれば対バンギの筋も増えるが,白組中将にバンギラスを使いそうな人が少ない点,そもそもバンギラスカイリューでは明らかにカイリューの方が数が多い点,を考えて冷凍パンチを採用した.
また,霰壁(主にカイリキー入り)はドランの処理さえできればスカーフ思念の一貫性を取りやすい点も見逃せない.

ランドロス
爆破するポケモンその2.
パーティモットーからカイリュードランスイクン(零度持ちで他に試行回数を稼ぎやすいポケモンがいない)はほぼ必須となっているため,この枠で最低限の電気耐性を付ける必要性がある.
もともとは鉢巻爆破をするポケモンにする予定であったが,バンギラスの採用により,バンギランドの形を取りやすい珠の方がよい,という結論に至った.
またこのことにより,1回珠(砂の力)地震での削りを挟んでから爆破する,といったプレイングも可能となり,想定以上の活躍を見せてくれた.

技構成は,採用理由の爆破,削りを行いやすい地震とエッジ,そしてロックカット.
このパーティはどうしても雨に対する対策が甘く(スイクンがソクノを持っていない,バンギラスがAS)逆に雨パを嵌め殺しやすいロックカットを採用することとした.
ただ,ランドロスは砂ダメ+珠ダメを入れないとキングドラを砂が舞っていない珠地震圏内に入れることができないため,あくまで雨に対する処理方法を増やす,という程度に見ておくのが無難である.

スイクン
零度するポケモン
選出する際は,基本的に零度しか打たないつもりで出すのが一番強い.
逆に,他の仕事を任せたくなった場合は,他の5体で同じ仕事をできないか検討すべき.

カイリューヒードラン
いつもの.

バンギラス
上の5体までは自然と決定し,ラス枠として爆破を透かしてくるゴーストに対する処理速度が早く,雨に最低限抵抗ができ,できる限り超火力のポケモンを採用したい.
そこで白羽の矢が立ったのが鉢巻バンギラス
普段は安定択を作りにくいということで敬遠していたポケモンであるが,この構築の場合,カイリュードラン以外のポケモンを切る前提で回すことになるため問題ないと考えた.

道具はブルンゲルをワンキルするためにジュエル,鉢巻,鉄球のどれかが必須(=襷をもたせられない)で,その中でも追い風から攻めることも可能なAS鉢巻バンギを採用することとした.


構築全体として,本来なら死んでもらうことが仕事であるメタグロスランドロスバンギラスも詰め性能がある,という詰め筋が豊富な構築として仕上がった.
更にはカイリュードランの並びは最悪この2体だけでも勝つことができる強力な並びであるため,かなり勝ちやすくなっていると思う.


誰かパクってみてねっ><

スイクンクレセリア(2012.09.02)

5月頭(BW環境)に考えた構築.
ぷーしゃんに最近使わせたら,紅白戦では勝てたがレートではあまり勝てなかったらしい.
組んでからかなり時間が経っているので,採用理由が曖昧になっているものもありますが,ご了承ください.

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物
クレセリア サイコキネシス 凍える風 瞑想 月の光 ゴツゴツメット
スイクン 波乗り 凍える風 追い風 日本晴れ ソクノの実
ガブリアス ダブルチョップ 地震 逆鱗 剣の舞 気合の襷
バンギラス 噛み砕く ストーンエッジ 冷凍パンチ けたぐり 拘り鉢巻
シャンデラ シャドーボール 大文字 火炎放射 目覚めるパワー(氷) 拘り眼鏡
カイリキー 爆裂パンチ 冷凍パンチ ストーンエッジ バレットパンチ 拘りスカーフ


1月の紅白戦にて晴れ瞑想クレセリアの脅威を体感してから,自分でも組んでみたいと思い暖めていた構築.
晴れ要因としては自動天候変化のキュウコンと手動天候変化のスイクンが主に挙がるが,勝ち筋の個数を増やすことを考え,ここではスイクンを採用.
また,クレセリア以外の強力な勝ち筋を用意するために追い風襷ガブリアスの形をとった.
残りの3体は,補完を考えつつ,相手に大打撃を与え,ガブリアスクレセリアの圏内に持ち込めるポケモンを採用した.
その結果,スイクンの追い風からこれらの3体でフィニッシュすることも可能となり,詰め筋が増えた.
ただ,構築の弱点として,バンギラスシャンデラカイリキーの3体が耐性面若しくは種族値面で耐久に危うさがあり,試合中に1つ程度リスクの高い択を当てなければならない,といった点が見えてしまっている.
その分を,メインの詰め筋(襷ガブリアスクレセリア)が保険を持って詰められるポケモンである点,カイリキーによる混乱がある点,の2つでカバーしようとはしているが.

昔組んだ構築だからご勘弁を,ってことで