【ローテ】2013夏ローテ紅白戦使用構築〜鈴追い風〜
STARさん主催の2013夏ローテ紅白戦に参加し,紅組中将としてSTARさんと対戦したところ,紅白戦では久々に勝てました.
主催のSTARさん,組の皆さん,対戦してくださったSTARさん,ありがとうございました!
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
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カイリキー | 爆裂パンチ | ストーンエッジ | 冷凍パンチ | バレットパンチ | 拘りスカーフ |
カイリュー | 逆鱗 | 神速 | ドラゴンクロー | 地震 | 拘り鉢巻 |
スイクン | 追い風 | 波乗り | 瞑想 | 眠る | ソクノの実 |
シャンデラ | シャドーボール | 大文字 | 火炎放射 | エナジーボール | 拘り眼鏡 |
サンダー | 10万ボルト | 熱風 | 目覚めるパワー(氷) | 追い風 | 命の珠 |
ユクシー | トリックルーム | 癒やしの鈴 | 欠伸 | サイコキネシス | オボンの実 |
上をとったカイリキーの爆裂パンチは混乱により行動保証をとれるため非常に強い.
また,マルチスケイルによる行動保証を伴って鉢巻逆鱗で相手を大きく削れるカイリューも非常に強く,追い風により上をとれば更に強い.
また,カイリューの逆鱗が通らない鋼にカイリキーが強い,というタイプ相性もある.
このような理由からスカーフカイリキー+鉢巻カイリュー+追い風役という組み合わさは火力と安定択において強力な強さを持つ組み合わせだ.
そこで,今回はこの並びを軸とした構築の1つの解答としてこの構築を作った.
まず,カイリキーカイリュー+追い風役において,追い風役はできる限り2回追い風を貼りたいため,襷エルフーンやスイクンといったカードを採用することになる.
このことにより対ブルンゲル,クレセリア,サマヨール,ローブシンが非常にきついため,ゴーストタイプを採用したいという考えに至った.
この時,ゴーストタイプは攻撃面においても防御面においても格闘タイプであるカイリキーと非常に優秀な組み合わせとなるため,カイリキー+ゴーストタイプの並びでも行動保証を持って超火力で攻めることができるようにするために,眼鏡シャンデラを採用.
また,相手がニョログドラやバンドリュの時には襷を持たず,追い風をしてもキングドラやドリュウズを抜けないシャンデラは非常に選出しにくいため,これらの相手と対面した時に炎打点と水への打点を持ち,更にバンドリュ相手に追い風ができるサンダーを採用.
これによってナットレイやローブシンに対する選出画面での圧力も増した.
ここまでの段階でローブシン+クレセリア/ブルンゲル+バンギラス/ナットレイといった形のローブシンをメインとしたトリパに対する耐性に非常に不安を覚えた.
というのも,自分側から見ると確かにカイリキー+シャンデラといった並びで択ゲーに持ち込むことは可能であるが,ローブシントリパ側も択の勝率を上げるための構築の工夫をしている可能性が高いからである.
そこで,ローブシントリパに対して択にならずに制圧する手段として,エスパー/ゴーストタイプの高耐久トリル役を投入したい,という考えに至った.
しかし,普段使っている,絶対零度,凍える風,追い風,熱湯といった型のスイクンと高耐久トリル役という形で2枚補助専門カードを採用するとどうしても攻め手に欠けた構築になってしまう.
その上,今までに採用した5体がどれもトリックルーム下で動きにくいカードであるため,トリックルームを貼ること以外の役割を持ったカードでないと採用したくない.
そこで考えた案が,晴れスイクン/晴れエルフーン+瞑想クレセリアと,瞑想眠るスイクン+癒やしの鈴ユクシーという二つの案である.
このどちらを用いるか考えた時,構築全体として瞑想クレセリアが苦手なカードをキルできるカードは少ないが,瞑想スイクンが苦手なカードをキルできるカードは多かったため,瞑想スイクンを採用してみよう,という結論に至った.
【カイリキー】
爆裂ぶっぱ強い.
【カイリュー】
逆鱗ぶっぱ強い.
【スイクン】
上述の通り,基本的には追い風役として選出し,相手次第ではユクシーと組み合わせて瞑想で詰める役割を持つ.
本来ならユクシー無しでも詰め性能を見込めるカゴ/ラムの実や食べ残しの方がよいが,追い風役としての役割の方がメインであり,構築全体に一貫している電気技に対して追い風を貼れなかったら意味が無いため,ソクノの実.
瞑想1積みでガブリアスを2発,瞑想6積みでブルンゲルを2発,といった火力を維持するために,攻撃技は熱湯ではなく波乗り.
【シャンデラ】
ナットゲルの組み合わせやキュウクレナット等と対戦することを考えると命の珠を持たせた方がよいのかもしれないが,珠シャドボを耐えてくるブルンゲルが一定数いることとHPの現象速度の速さから敬遠.
配分はADローブシンを眼鏡大文字で確定,ラティオスの眼鏡サイキネ/波動耐え,残り素早さ,といった感じ.
【サンダー】
対天候パ,対トルネキッスを目的として原則選出する.
例外的な場合として,水への強力な打点が欲しい場合とナットゲルに対して打ち分けたい時にも選出する.
シャンデラと基本的な役割(カイリキーと並べて殴る,終盤の一貫,一部への打点)は被っていて,実際に一度も同時選出したことはない.
【ユクシー】
とりあえずカイリューの舞ジュエル逆鱗までを耐える配分.
採用理由のトリックルームと癒やしの鈴は確定,攻撃技のサイコキネシスも準確定として,最後の技と道具が色々と組み合わせがある.
具体的にラストの技としては,攻めを助ける欠伸,対雨を重視する晴れ,対ラティオスを重視する光の壁が挙がり,道具としては幅広く戦えるオボン,対バンギローブを意識したナモ,が挙がった.
今回は,補助枠が少しでも攻めに加われるようにと技は欠伸,耐久が心もとなかったため道具はオボンの実を持たせたが,どの組み合わせでも十分に機能するだろう.
【選出】
やりたい&強い&構築の軸:カイリキー スイクン カイリュー + シャンデラ (ユクシー サンダー) たまにシャンデラとサンダーが入れ替わる
択ゲー楽しい:カイリキー スイクン シャンデラ + カイリュー (ユクシー サンダー)
対雨:カイリキー スイクン サンダー + カイリュー (ユクシー シャンデラ)
対砂:カイリキー スイクン カイリュー + サンダー (ユクシー シャンデラ)
たまにやる:カイリキー スイクン なんか + ユクシー
【結論】
カイリキー強すぎ.
カイリュー強すぎ.
全体としてラティオスが辛い,シャンデラが微妙に耐久が足らない,シャンデラとサンダーで枠が被っている(というよりサンダーがこの構築だと弱い),ユクシーを滅多に選出できなかった,などといった問題が多いが,スカーフカイリキー+鉢巻カイリュー+追い風役という基本構造は非常に強力であるため,XYまで残りわずかではあるが,是非とも考えて欲しい.